頭皮のベタつきや嫌な匂いを洗い流す為に毎日の日課としてシャンプーをしますが、臭いや汚れの素となっている原因は皮脂という事をご存じでしょうか?
名前の通り皮膚の脂と書いて「皮脂」、その皮脂は皮脂線と呼ばれる部分で作られています。
今回はフケと複雑な関係性を持つ皮脂について解説していきたいと思います。
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皮脂が悪者と思われている理由
皮脂を最も分泌するのは皮脂腺が最も多い頭部と言われています。
頭部に皮脂が分泌される事で髪の毛がベタつき、頭皮に住み着いてるマラセチア菌が皮脂を脂肪酸に分解する事で酸化され、嫌な臭いを発生させます。
これだけ聞くと皮脂は頭皮に悪影響しか及ぼさないように聞こえますが、実はフケから守る重要な役割を担っているのです。
適度な皮脂は頭皮の潤いを保ちフケの発生を抑える効果がある
パラパラとしたフケを発生させる主な原因は頭皮の乾燥です。
頭皮の潤いを保つためには保湿液などを使う手段もありますが、頭皮から分泌される皮脂にも頭皮の潤いを保つ効果があります。
1日に何度もシャンプーをしたり二度洗いをする事で頭皮の皮脂を根こそぎ洗い流してしまうと頭皮が乾燥してしまい、今まで以上にフケが発生することを覚えておきましょう。これ、超重要!!
皮脂を根こそぎ洗い流さないで
皮脂は頭皮に良い効果も悪い効果もある事を理解いただけましたでしょうか?
極論をいえば、不要な皮脂は洗い流して必要な皮脂は洗い流さないようにしましょう。と、口で言うのは簡単ですがそう都合よく皮脂の量を操ることはできません。
必要な皮脂と不要な皮脂の判断基準は、皮膚の表面に浮き出てきた皮脂は古い皮脂なので洗い流してOK。
逆に皮脂腺で分泌されたばかりの若い皮脂は洗い流さないようにしましょう。
頭皮の皮脂量を調節しながらシャンプーをする方法
市販のシャンプーは、ほとんどの皮脂を洗い流してしまうほど洗浄力が強く、フケ症を治すには適していないシャンプーがとても多いです。
フケ症に適したシャンプーは、洗浄力が弱く頭皮に刺激の少ないアミノ酸シャンプーが最も適したシャンプーとしてフケを治すためのサイトで広くオススメされています。
実際に私もアミノ酸シャンプーを利用することで、完治まではまだしていませんがフケの量が1/4ほどまで減少させることができました。
フケと皮脂は密接な関係にあり
フケと皮脂の関係性が良くなるか悪くなるかは紙一重。微妙なバランス加減でフケの発生に大きく影響します。
フケを抑えるには睡眠や栄養をしっかり摂り規則正しい生活を送ることが大事と言われていますが、個人的には皮脂の量をコントロールする事が一番フケの発生を防いでくれました。
アミノ酸シャンプーを購入する前にシャンプーを使わずお湯だけで頭皮を洗い上げる湯シャンをすることで普段アナタが使ってるシャンプーが皮脂を洗い流しすぎてないか検証することができます。
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もし数日間湯シャンを行うことでパラパラとした乾性フケが治まるようでしたら、アミノ酸シャンプーを使うことを強くおすすめします。