フケを治すには、「これさえやっとけば良い」なんてものは無く、簡単にフケ症は治りません。
私は約30年近くパラパラと剥がれ落ちる乾性フケに悩まされていましたが、フケが治まる方法を複数同時に実施する生活を続けるうちに確実にフケの発生量を減らす事に成功しました。
一つ一つは個別で記事にまとめてありますので、フケを治す総復習として本記事をご覧ください。
Contents
食事は頭皮環境を整えるビタミンB2を中心に摂る
食事でフケ症を治すためにできる大切な事は、ビタミンB2を摂取して頭皮環境を整える事です。
以下がビタミンB2を多く有してる食材です。高級食材から一般家庭の冷蔵庫に常備されているものまで多くの食材に含まれているので意識しながら摂取しましょう。
ビタミンB2が多く含まれる食材(100gあたり)
- 豚レバー(肝臓)@3.60mg
- 牛レバー(肝臓)@3.00mg
- 鶏レバー(肝臓)@1.80mg
- キャビア@1.31mg
- 鶏ハツ(心臓)@1.10mg
- 豚ハツ(心臓)@0.95mg
- 牛ハツ(心臓)@0.90mg
- 鰻(うなぎ)@75mg
- うずらの卵(生)@72mg
- 粒うに@65mg
- 筋子(すじこ)@0.61mg
- 魚肉ソーセージ@0.60mg
- 鯖(サバ)開き干し@0.59mg
- ズワイ蟹(カニ)@0.57
- 納豆@0.56mg
- イクラ@0.55mg
- 焼きたらこ@0.53mg
- 卵(卵黄)@0.52mg
- 舞茸(マイタケ)@0.49mg
- カマンベールチーズ@0.48mg
- モロヘイヤ@0.42mg
- 鰯(イワシ)の丸干し@0.41mg
引用元:簡単!栄養&カロリー計算
朝食にオススメのメニューは『納豆と生卵』
ビタミンB2が含まれており、且つ朝食と相性が良く、毎日食べられる現実的な朝食メニューは「納豆卵かけご飯」です。
牛乳などもビタミンB2を有しているので、朝食はパン派の方はトーストとミルクがオススメ。
もし寝坊助で朝食を食べる時間すら取れないというのであれば、サプリメントなどでビタミンB2を摂取して頭皮環境を整えましょう。
ランチ向けのビタミンB2を有するメニューは「鯖(サバ)の開き干し定食」
ランチという事で卵かけご飯じゃ朝食と同じだし、鰻(ウナギ)や雲丹を普段から食べれるほど私は裕福ではありません。
そこで庶民派な私がオススメするランチメニューは「鯖の開き干し定食」です。
サバは干物にすると、生から調理するよりも脂質・カルシウム・ナトリウム・ビタミンB2等が増加します。お昼という事で焼き魚は栄養価も高いですし健康的で胃にももたれない事から選出しました。
ディナーは焼肉!レバー(肝臓)やハツ(心臓)でビタミンB2大量摂取
上記のビタミンB2を有するリストは、上から順に多く含まれている食品です。
牛豚鶏のレバーとハツはビタミンB2を多く含んでおり、フケを改善するために大きく貢献してくれる食材と言えます。
しかし焼肉店に行けば脂質の多いメニューが多く取り揃えられているので注意が必要になってきます。誘惑に負けないよう野菜(キムチやサンチュ)も多く摂取してバランスの良い食事を意識してください。
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外出時は紫外線を極力避ける
紫外線を浴びる事で頭皮が乾燥したり、刺激を受けてターンオーバーが乱れる事でフケが発生する原因となります。
しかし紫外線を気にしてたら、生きていく上で支障が出てしまいますのでできる範囲で紫外線を避けるよう気をつけましょう。
日陰を選んで歩く
「家から駅までずっと日向なんだけど??」
そんな方も多いとかと思いますが、少し遠回りをしたり道路の向こう側に目をやって見ると意外と日陰だったりします。
特に都心部であればどこを見てもビルばかりなので、入り組んだ路地を選べば紫外線を長時間受けずに目的地までたどり着けるでしょう。
まぁそんな面倒な事やる方は少ないと思いますが、徹底的にフケを改善したい方は取り入れて見てください。
日傘で紫外線予防
紫外線を予防する上で最も使い勝手の良いアイテムが日傘です。
しかし残念なことに、日本で日傘を使っている男性はディズニーランドやフェスなどの野外で行われている行楽地でしか見たことがありません。オシャレ(奇抜)なファッションをしている原宿ですら日傘をさしている男性はいないので、周りの視線に耐えられる方は是非日傘を使って紫外線をカットしてください。
女性に関しては何の違和感もなく街中で日傘をさす事ができるので、鞄の中に1本忍ばせて常備しておきましょう。これで日陰を選んで歩かずとも紫外線をカットすることができます。
帽子は個人的にNG
帽子は頭皮に直接受ける紫外線をカットしてくれる効果はあるのですが、長時間頭を覆ってしまう事で頭皮が蒸れてしまい、フケの原因となる菌が繁殖しやすい頭皮環境を作ってしまいます。
仕事上帽子(ヘルメット)を被らなければいけない方は、頻繁に帽子を脱いで風を通し、頭皮をなるべく乾燥させるようにしてください。
室内は屋外との温度差が鍵
夏はジリジリとした屋外からクーラーの効いた涼しい部屋に入った時、冬は凍えるような寒さの屋外から暖房の効いた部屋に入った時に幸せを感じますよね。
夏場、冬場の屋内・屋外のような激しい温度差を頭皮が感じると、皮脂線から出る汗や皮脂が冷やされる事で頭皮に詰まり、フケの原因となっているのです。
加湿器で理想的な室内環境を整えて頭皮環境も整える
そこで気をつけたいのが湿度。最も適当は湿度は60%〜65%、加湿器を上手に使用して理想的な湿度を保つように心がけましょう。
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冬場はフケが大量発生!乾燥が原因だから全力で保湿してみた
パラパラと雪のようにスーツの肩に降り注ぐフケ。 このようなフケの事を乾性フケといい、頭皮が乾燥してフケ(角質細胞)の結合力が弱まり皮膚から剥がれ落ちやすくなるのが原因です。 乾燥といえば冬場。気温が下 ...
またエアコンや扇風機の風を直接当たると乾燥の原因となりますので注意してください。
ストレスを発散させる
人間生きてればストレスも溜まります。
私がここで「ストレスを溜めないでください!!」と言ったところで、ストレスが溜まらなくなる特殊能力を持った方はいません。
ストレスが溜まる一例
- 朝布団から出なければならない
- 家事がめんどくさい
- 通勤ラッシュが辛い
- 上司に毎日怒られる
- 帰宅ラッシュが辛い
- 晩御飯に鍋を作ろうと思っていたのに白菜が売り切れていた
さらに細かくストレスの原因となる要因を挙げろと言われたらまだまだ出ます。
普段生きてる中で日々これだけのストレスを抱えていますが、私の悩みは少ないし軽度です。
ストレスを溜めなくするのは無理なので発散させる
ストレスを溜めなくするのは無理ですが、発散することは誰にでもできます。
健康的な方法としては全力で体を動かして何かに打ち込むこと。家の周りを限界までランニングするもよし、ジムに通ってひたすら体を動かして鍛えるのも良いでしょう。
私はそんなストイックに体を動かすのは逆にストレスになってしまうので、カラオケに行って大声で歌ったり心の底で思ってる事を思いっきりシャウトしています(笑)カラオケじゃなくても車やバイクなど人に迷惑がかからない場所であればどこでも行う事ができるので一度叫んで見てください。思った以上にスッキリとした気分になりストレス発散できるでしょう。
市販のシャンプーは使わない
フケを治す上で私が一番重要視しているのがシャンプーです。
高いシャンプーを使え!!という訳ではないのですが、市販の手頃で安いシャンプーには高級アルコール系界面活性剤が使用されている場合が多いので使用する事をオススメしていていません。
高級アルコール系界面活性剤とは簡単にいうと洗浄力が強く、頭皮のバリア効果のある皮脂までも洗い流してしまい頭皮を乾燥させてしまう事によってフケが発生する主な原因となっている場合が非常に多いのです。
現に私は市販のシャンプーを辞めてお湯だけで頭皮を洗う「湯シャン」を試した所、フケの発生を劇的に抑えることができました。
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シャンプーを使わないで頭皮を洗う「湯シャン」は乾性フケに効果大
フケを治すには栄養だ睡眠だアミノ酸シャンプーだとどのサイトでも言われています。 確かに生活を改善し、頭皮に優しいシャンプーを使う事で私個人的にはかなり改善されてきています。 その中でも一番フケが出ない ...
もし湯シャンでフケが治りそうな傾向があれば、このサイトでオススメしているアミノ酸系界面活性剤を使用したアミノ酸シャンプーを使う事でよりフケの発生を抑制することができる可能性が非常に高いです。というのも実体験に基づいた結果になります。
湯シャンはお金もかからず無料(タダ)で出来るので、パラパラとしたフケで悩んでいる方は3日ほど試してみてはいかがでしょうか?
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【驚愕】知らないと怖いフケと界面活性剤の関係性
『界面活性剤』と言われる成分を聞いたことがありますか?? 普通に生きていたら聞くことはない成分ですが、食器洗い洗剤や洗濯用洗剤、そしてシャンプーやボディーソープにも配合されている成分です。 界面活性剤 ...
睡眠は1日8時間。ゆっくり身体を休める事
一日の疲れを次の日に持ち越さないようにしっかりと身体を休めるために8時間は睡眠時間を摂ってください。
睡眠は疲れを取るのと同時にターンオーバー(新陳代謝)の働きで肌の細胞を生み出しています。
睡眠時間が足らず寝不足だとターンオーバーのサイクルが乱れる、つまり肌を形成するサイクルも乱れてしまいフケが出やすい体質になりやすいです。
社会人ともなると自分の趣味の時間がなかなか取れず、つい夜更かししてスマホでゲームをしたりテレビを見てしまいがち。
フケを本気で治したいのであれば自分の時間を犠牲にして、フケを改善するために時間を割くことも大切です。
フケを改善するために大事なこと、それはトライアンドエラー
ネットで「フケ 治し方」、「フケ 改善方法」と行った検索キーワードで調べると数多くのホームページやブログでフケの治し方を解説しています。
正直どのサイトを見ても書いてあることは一緒で、栄養価の高い食事を摂ったり睡眠時間を長く取る事で健康的な生活を推奨していたり、頭皮に優しいアミノ酸シャンプーを使って頭皮を洗ったり。
でもフケ症の人が知りたいのは、簡単で即効性があってお金のかからない方法なんですよね。
しかしフケ症に関してはそんな最高な改善法はありませんし特効薬もありません。
徹底的な生活改善から普段何気なく使っている日用品を見直して改善していかないと何が原因でフケが出ているのか分かりません。
というのもフケが出る原因は人それぞれ体質によって大きく異なります。
まず自分の生活を全て捨てるつもりで健康的な生活を送ってください。日用品、特にシャンプーは頭皮に優しいアミノ酸シャンプーを使いましょう。私の場合、約1週間ほど健康的な生活を送ったらフケは大幅に軽減していました。
そこから1週間に1つずつ元の生活に戻していきます。
例えば睡眠時間を8時間から6時間に戻したところ、フケの量が減ったままなら睡眠時間は6時間に戻します。逆に睡眠時間を6時間に戻してフケの量が増えたのであれば、また8時間に戻す。
これを食事や睡眠、シャンプーなどフケを改善するために行った全ての要素に当てはめて実施することで、自分は何が原因でフケが発生しているのかが分かり、重要なポイントに特化して対処することができます。
闇雲にフケを治す方法を1つずつ実施するのではなく、まず始めに全てのフケを改善するに当たり良いとされている事を片っ端から行うことで効率的にフケを改善(治す)していくことができるでしょう(^^)