フケ症の人間には、『乾性』と『脂性』の二種類のフケに悩む方々がおり、読んで言葉の如く、症状が異なります。
パラパラとした雪のように軽く肩に白いフケが積もるタイプは、乾性。髪の毛に絡みつくような油分を含んだフケは、脂性のフケ症です。ちなみに筆者はまさかのハイブリッドタイプ。親もフケ症というサラブレッドで御座います。
今回の記事では、フケ症になる原因や治療法に先駆けて、フケの正体は何なのか?どうしてパラパラorしっとりするのかを調べてみました。
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フケの正体は『角質細胞』。
パラパラタイプのフケも、油分を含んだしっとりタイプのフケも、正体は頭皮の『角質細胞』です。無限に肩に降り注ぐ白い粉が"細胞"と聞くと、大ごとに思えるのは私だけでしょうか。
乾性フケは角質細胞の結合力が弱く細かくなる
乾性フケとは頭皮が乾燥した状態で、水分や皮脂による油分が足りない状態で発生します。
水分や油分が足りない事により、角質細胞の結合力が弱まり細かいフケとして排出されます。
乾性フケの原因として一番多く挙げられるのは、洗浄力の高いシャンプーで必要な皮脂まで洗い流している事、またシャンプーを完全に洗い流せていない事による皮膚へのダメージが原因となっている場合が多いようです。
脂性フケは角質細胞の結合力が強いため、塊となる
脂性は乾性の逆で、頭皮に水分や油分が必要以上にある事で、角質細胞の結合力が強まり大きな塊のフケが発生しやすくなります。
脂性フケの原因は、食事による脂ものの過剰摂取や、頭皮を上手に洗えておらず、余計な皮脂が残っていると発生しやすいです。
フケの出るメカニズムを知れば自ずと対策はできる
今回の調査結果では、頭皮の水分と皮脂のバランスでフケが発生することがわかりました。
フケの発生するメカニズムだけを見て改善方法を見出すとすると、乾性フケ症の患者はポテトチップスやステーキなど脂っこい食事を増やし、シャンプーは洗浄力の弱い商品を使うことで改善しそうですし、脂性フケ症の患者には入念にシャンプーしてもらえば改善の傾向は出てきそうな気がしてきますが、
今回フケを改善する方法について調べている中で、フケには栄養のバランスや睡眠など生活や健康に深く関係のあるとの意見も見受けられたので、単純に水分量や皮脂の量を増やしたり減らしたりするだけではフケは改善しそうにありません。
冒頭でもお話しした通り、私は部分ごとに乾性フケ症と脂性フケ症を併せ持つサラブレッドです。
生まれつきのフケ症で現在30歳を迎え、30年間フケと共に生きてきました。
このブログを立ち上げたのも、そんなフケ症としっかり向き合い改善し、同じ悩みを持った方達に有益な情報を残せたら良いなとスタートさせたブログです。30年間付き合ったフケですので、そう簡単には完治するとは思っておりませんが、ご意見ご感想・アドバイスをいただけるとモチベーションにもつながりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。